華僑の子供たちって、生後1~2年の間に男の子・女の子問わず耳たぶに穴をあけることがあるそうですね。そして1か月くらいは22金~24金、もしくは純銀のイヤリングをつけるそうです。なぜっていうと、それ以外のものをつけると健康には良くなく、体がむずがゆくなるかもしれないためだそうです。
また、純金を穴に通しておくことでイザというときに逃げ出しても、その金を売れば商売のタネになります。動乱や戦争、基金などの天災、人災などの歴史が教えてくれた生活の知恵なんでしょう。自分の生活水準につり合わないほどの貴金属を着飾っているのもその名残なのかも....貴金属の修理や加工で24金を持ってこられるお客様も中国の方が多かったように思います。現在、金相場も上がってますし、いい投資ですよね。
中国のよく大きな宝石や貴金属の指輪をしているのも「イザというとき」を見通してのことで、けっして伊達や酔狂ではないのです。枕の中に、宝石や貴金属を隠しておくという手もあります。イザ火事というときには、枕だけを抱えて飛び出せばOKです。プロの泥棒でも枕の中までは見ないでしょう。また金相場の口頭ではないですが、世間の経済状況が不安定になっても「財宝」の役割を果たしてくれるので安心を買うって思えば、金の指輪も決して高くはないのではないでしょうか?ベトナム戦争の時、ベトナム脱出の際、便宜を図ってもらうのに金以外は受け付けなかったということを聞いても、その価値にうなずけるでしょう。
ちなみに、金は価値があるって世間では知られてて、現在では金やプラチナの買い取りが流行ってきてるので、認知はされてきてますが、戦後すぐの頃とも価値は違うし、実際はどれくらいの価値があるの?っていうのを、1945年(終戦の年)から現在の推移をAIに聞いてみました。
(AI)田中貴金属株式会社によると、
1945年から2023年までの純金の価値の推移は以下のようになります。
- 1945年:約1,000円/グラム
- 1973年:約1,400円/グラム
- 1980年:約4,000円/グラム(ピーク)
- 1999年:約1,000円/グラム(最安値)
- 2011年:約4,700円/グラム(ピーク)
- 2023年:約9,200円/グラム(最新)
この期間には、金価格は世界的な政治・経済・金融の動向に影響されて、上昇と下落を繰り返しました。例えば、1970年代のオイルショックやイラン革命、2000年代の金融危機や欧州債務危機、2020年代の新型コロナウイルス感染症やインフレ懸念などが金価格に影響を与えました。金は不安定な時代には安全資産として需要が高まりますが、安定した時代には他の投資先に流れます。
ということだそうです。確かにお金として保管しておくことを思えば金で保管しておく方がお手軽かもしれませんね。それにしても相場が終戦ごろに比べて9倍、いくら物価が違うって言っても9倍はびっくりです。
けど金って装飾品として以外ではなかなか縁遠いもの。
やっぱし、財宝としての金は永遠のあこがれですよね!!